Trackball Review

トラックボールのレビューを書きます

【Logicool】Trackman Marble / ST-45UPi

スペック

型番 ST-45UPi
形式 人差指トラックボール
接続 USB有線
ボタン数 4
ボール径 40㎜
ホイール
付属ソフト SetPoint
電源
発売 2002年6月
参考価格

概要

非常に古くからある Logicoolの人差指トラックボールです。
左右対称形状、ホイールなしが特徴です。現行品は TM-150nという型番ですが、基本的には同じ製品なのではないかと思います。*1

長所

ボールの露出面積が広いので、操作感は良好です。
左右対称の形状を生かして、サブのトラックボールとして左手側に置くのが便利です。

f:id:carrion-crow:20201209162529j:plain こんな感じです。

ホイールがないので可動部分が少なく、非常に耐久性が高いです。

短所

今どきのトラックボールとして、ホイールなしはやや厳しいかと思います*2
左右のサブボタンは非常に小さいので、小指側に来た方のボタンをとっさに押し分けるのは、やや難しいのではないかと思います。
私はそういう操作をしないので特に気になりませんが、ボールを弾くように操作するとボールが外れかけてガタつく事があります。

キーの割当例

左手側に置く事を考えると、たとえばこのようになります。 f:id:carrion-crow:20201231183356p:plain

SetPoint 以前の MouseWare では左右両押しにスクロール等が割り当てられたのですが、SetPoint以降では廃止されてしまいました。

SetPoint は Logicool の複数のマウス/トラックボールを同時接続で設定できる便利なソフトだったのですが、今後の製品では Logicool Options に変わっていくようです。

総評

あまりにも昔からあるトラックボールで記憶が定かでないのですが、確か自分が最初に購入したトラックボールではないかと思います。

その後もメインのトラックボールにはならないものの、右手にペンを持っているとき、右手でサンドイッチを食べているとき、右手の親指がスマホ腱鞘炎で疲れたときなど、左手でポインタ操作をしたいケースは思いのほか頻繁にあり、デスクトップPCの左手側デバイスとして学生時代から10年以上ずっと使い続けています。その間、一度も不具合が起きたことはありません。

個人的には、左手側デバイスの決定版といえるトラックボールです。

150n の方が現行機種のようです

おまけ

代々のMarble Mouse*3 ……デザインとしては初代の白いやつが好きでした。

機能的には2002年から変わっていないのではないかと思います。

参考他サイトレビュー

*1:最後のnの部分が何度か変わっているので、部品仕様変更等のマイナーチェンジはあるのかもしれません

*2:昔は当たり前だったんですけどね

*3:2008年からは Trackman Marble という名前になりました